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中古車販売業や整備工場が会社を解散する際、もっとも問題になるのが「在庫車両」と「名義関係」の整理です。
登記だけ済ませても、車両や名義が未整理のままでは、後からトラブルになる可能性があります。
会社解散前に確認すべき在庫車両の処理と名義整理のポイントを詳しく解説します。

会社に残っている車両は「会社の財産」です。解散後は清算手続に入り、会社財産を確定させる必要があります。
在庫車両が未整理だと...
・清算結了ができない
・税務処理が確定しない
・名義責任が残る
・自動車税・重量税の通知が届き続ける
・ローン会社から連絡が来る
特に中古車販売業では、
・展示場に残った車
・長期在庫車
・下取り車
・廃車予定車
など放置されがちです。解散前に整理方針を決めることが重要です。
在庫車の処理方法は大きく分けて4つあります。

最も一般的な方法です。
・業者オークション
・他社への一括売却
・個人売却
ただし、解散決議前に売却するのか、清算中に売却するのかによって税務処理が変わることがあります。

在庫車を代表者個人に引き取る場合などは、適正価格での譲渡と名義変更が必要です。
注意点:
・適正価格で処理しないと税務問題になる
・ローン残債があると不可の場合あり
・書類不足で手続き不可になるケースも

長期在庫や事故車の場合は抹消登録を行います。
抹消登録しないと、
・自動車税が課税され続ける
・保管責任が残る
・所有者責任問題が残る
といったリスクがあります。

部品引き取り者などは解体業者へ依頼します。この場合も、
・リサイクル券の扱い
・抹消登録との順序
を整理する必要があります。

中古車販売業ではよくあるケースです。
・書類未回収
・印鑑証明期限切れ
・前所有者と連絡不能
・抹消予定だった車が未処理
これらを放置したまま会社を解散すると
将来、
✓ 事故発生時の責任問題
✓ 税金通知
✓ 行政からの照会
などの可能性があります。解散前に整理することが重要です。

信販会社名義やリース契約中の車両は、勝手に処分できません。
確認事項:
・所有者名義はだれか?
・所有権留保はあるか?
・残債はいくらか?
・保証人は誰か?
ローン会社との整理を行う必要があります。

これは非常に重要なポイントです。
一般的には、
✓ 在庫処理は解散決議前に整理するケースが多い
✓ 清算中に売却するケースもある
状況によって最適な順序が変わります。
当法人では、会社の財務状況・在庫状況を踏まえ、最も負担の少ない方法を設計します。

中古車販売業では古物商許可が関係します。
在庫処分が完了していない状態で廃止すると、実務上の支障が出ることがあります。
廃止のタイミングは慎重に判断する必要があります。

・展示場に10台以上残っている
・名義変更未了車が複数ある
・廃車予定車が放置
・ローン会社との契約が残っている
・税務申告を数年していない
このような場合は、通常よりも整理設計が重要になります。

自動車販売業・整備工場の解散では、在庫車両と名義整理が最大のポイントになります。登記だけでは問題は解決しません。
まずは現在の在庫状況・名義状況を整理することから始めましょう。
在庫車両や名義整理に不安がある場合は、会社解散前に一度ご相談ください。
状況を確認し、もっとも安全な整理方法をご提案いたします。

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