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父が会社を経営していました。私は何も関わっていません。何から始めればいいですか?

父が亡くなり、会社だけが残った・・。そんなご相談が増えています。

「父が会社を経営していたみたいなんですが、私は何も関わっていなくて・・・。」これは、当事務所に実際によく寄せられるご相談です。

 会社員として働いていた方や、結婚後に実家を離れた方の中には、父親が会社を経営していたことは知っていても、その会社の経営状況や財産の内容までは把握していないという方が少なくありません。

そして父親が亡くなった後、

 ・「会社はどうなるの?」

 ・「私が社長にならなければいけないの?」

 ・「会社を続けるのか、閉じるのかも分からない」

 ・「何から始めればいいのか全く分からない」

という不安を抱えながらご相談に来られます。

実は、このようなケースでは、いきなり会社を続けるか解散するかを決める必要はありません

まずは会社の状況を整理し、現状を把握することが何より大切です。

 

 

父が亡くなったからといって、すぐに会社を引き継ぐ必要はありません

「父が社長だったので、自分がすぐに会社を引き継がなければならない」と思われるかたもいらっしゃいます。

しかし、多くの場合は、まず現在の会社の状況を確認したうえで、今後の方向性を考えることになります。

例えば、

 ・会社は今も事業を行っているのか

 ・何年も営業していない休眠会社なのか

 ・財産や借金はあるのか

 ・他に会社を引き継ぐ人がいるのか

によって、取るべき対応は大きく変わります。

慌てて判断する必要はありません。

最初に確認したい5つのポイント

 

①.会社は現在も存在しているのか

 まず確認したいのは、会社が現在も登記上存続しているかどうかです。

登記事項証明書を取得すれば、

 ・本店所在地
・商号
・役員
・会社の種類

などを確認できます。

「父が亡くなってから何年も経っているから会社もなくなっているだろう」と思われる方もいますが、実際には登記上そのまま残っているケースが多くあります。

②.現在も事業を行っている会社なのか

 次に確認するのは、会社が現在も営業しているかどうかです。

例えば、
・店舗は閉まっている
・従業員はいない
・売上もない
・何年も活動していない

という場合は、休眠会社となっている可能性があります。

一方で、取引先との契約や資産が残っている場合には、別の対応が必要になることもあります。

③.会社名義の財産は残っていないか

会社には個人とは別に財産を所有できます。

例えば、
・土地
・建物
・預金
・車
・株式
・売掛金

などです。

特に会社名義の不動産が残っている場合は、相続だけでは名義変更できません。会社の整理とあわせて検討する必要があります。

④.株式は誰が相続しているのか

会社の経営権は、多くの場合、株式によって決まります。

父親が株式を保有していた場合、その株式は相続の対象になります。

しかし、

 ・相続手続きが終わっていない
・相続人が複数いる
・遺産分割が済んでいない

などの場合には、会社の意思決定に影響することもあります。

⑤.借金や保証は残っていないか

 金融機関からの借入れや保証人の問題も確認が必要です。

会社の借金がある場合には、解散や生産を進める前に対応を検討する必要があります。

会社を続けるか、整理するかは現状を確認してから判断しましょう

会社が残っているからといって、必ず経営を続けなければならないわけではありません。

例えば、

 ・後継者として会社を引き継ぐ
・休眠会社として維持する
・解散・清算する    

など、いくつかの選択肢があります。

どの方法が適しているかは、

 ・財産の有無
・事業の状況
・相続人の希望     

などによって変わります。

そのため、最初から「解散する」「続ける」と決めるのではなく、現状を整理したうえで判断することが重要です。

放置すると手続きが複雑になることもあります

「忙しいから」「よく分からないから」

という理由で会社を長期間放置してしまうケースもあります。

しかし、時間が経つことで、

  ・相続人が増える
・必要な資料が見つからなくなる
・関係者と連絡が取れなくなる
・会社名義の財産を処分しにくくなる

など、手続きが複雑になる場合があります。

分からないことが多い段階でも、早めに専門家へ相談することで、今後の見通しを立てやすくなります。

 

このような方は一度ご相談ください

 次のような状況に当てはまる方は、一度専門家へ相談されることをおすすめします。

・父が会社を経営していたが、自分は何も知らない

 ・会社の書類がほとんど見つからない

 ・会社が現在も存在しているか分からない

 ・会社を続けるか整理するか迷っている

 ・会社名義の不動産や預金があるかもしれない

 ・相続人同士で今後の方針が決まっていない

 

よくあるご質問

Q.父の会社を必ず引き継がなければいけませんか?

いいえ。会社の状況やご家族の希望によって、引き継ぐ以外の選択肢もあります。

Q.父の会社が休眠会社かどうか分かりません。

登記や会社の状況を確認することで判断できる場合があります。

Q.会社の資料が見つからないのですが相談できますか?

はい。資料が十分そろっていなくても、確認方法を含めてサポートいたします。

まとめ

父親が亡くなり会社が残っている場合、「何から始めればいいのか分からない」と感じるのは自然なことです。

大切なのは、焦って結論を出すことではなく、まず会社の状況を整理することです。

会社が現在どのような状態なのかを確認することで、今後の選択肢が見えてきます。

父の会社についてお困りの方へ

 司法書士法人 One Successionでは、
会社が絡む相続に特化し、

 ・会社の現状確認
・株式の相続
・休眠会社の整理
・会社名義不動産の対応
・会社の解散・清算

まで、一つの窓口でサポートしています。

「父が会社をやっていたけれど、自分は何も分からない。」そのような状況でも問題ありません。

まずは現在の状況を整理することから、一緒に始めましょう。

 

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